「日本音楽療法学会2014年度講習会・研修会」リポート1

↑この講習会で配られた資料。全58ページと大容量!
↑この講習会で配られた資料。全58ページと大容量!

小沼愛子

 

この週末、日本は春爛漫なニュースで溢れているようですね。反してこちらボストンは一日中雪でした・・・

 

今週は本ウェブサイトシステムの契約更新があり、このシステムにしてから丸3年が経ったことをずっしり実感しました。このブログをご覧下さっている皆様、いつもありがとうございます!

 

さて、すっかり遅くなりましたが、「日本音楽療法学会2014年度講習会・研修会」のリポートを今回から2回に渡って掲載させていただきます。

 

 

 

この講習会がどういうものであるかは以前のブログにも書きましたが、驚いたことに、ネット上での告知や情報公開は一切ないようです。日本音楽療法学会の会員だけに「郵送で」お知らせが届くシステムだということで、学会員以外の人達には、「日本音楽療法学会がこういった講習会を一年に一度開催している」ということが認知される可能性は非常に低いことになります。

日本音楽療法学会がどんな活動をしているか、宣伝効果を考えるとネット上に全く情報がないのはもったいない気もしますが・・・


 

開催日は221日(土曜日)& 22日(日曜日)、

会場は「日本教育会館」でした。

 

222日は東京マラソンが開催され、開催会場は見事にマラソンのコース上!でした。

 

初日に遠方から参加された方々からは「(マラソンがあるから)ホテルが取れなくて明日は参加諦めた」という声が複数聞かれました。(これは、東京周辺在住の方々がマラソンのことは全く気になさっていない感じだったのと対照的でした。)聞いた話では、来年もマラソンと同じ日に講習会が開催されるそうなので、ご参加をお考えの方々はとにかく早めにホテルの予約をされることを強ーくお勧めいたします。(私自身、東京のホテル料金がびっくりするくらい跳ね上がっていて相当打撃を受けました・・・)

 

さて、今回は一日目のリポートです。

 

AコースとBコースの二つのプログラムが用意されており、参加者は事前にどちらかを選択して参加する、というスタイルでした。

 

各コースのタイトルです。

 

Aコース:講義1「認知リハビリテーションと音楽療法」

      講義2「音楽療法:理論を踏まえた実践について」

 

Bコース:講義1「ビデオによる観察・記録・そして解釈1」

      講義2「ビデオによる観察・記録・そして解釈2」

 

 

どちらの会場も満席に近く、小さい方の会場でも100名を越す方が参加されていて、その盛況ぶりが伺えました。Aコースでは主にリハビリ関係を中心にした2つの講義、Bコースはセッションの観察と分析の方法を、音楽療法セッションのビデオを観ながら学ぶ・より深める形式で、いわゆる客観的事実と主観的分析の両面から観察していくものでした。

 

この日は午後のみ(13時〜17時)の開催で、休憩をはさんで講義12が続けて行われましたが、「どちらのコースも魅力的で選択を迷った」という方は私を含め多かったようです。


前日夜に日本に到着し重症の時差ぼけ+風邪で私の脳は上手く働いていませんでしたが、「勉強熱心な参加者が多いなあ」と感心しながら、時には圧倒されながら、前半・後半共に充実した時間を過ごさせていただきました。

 

実は、日本で音楽療法の講習会に参加したのは何と15年ぶりくらいだったので勝手が分からず緊張気味でしたが、数人顔見知りの方々がいらっしゃってホッとしたのに加え、初めてお会いした方々にも親切に接していただいて本当に助かりました!!

 

 

*次のブログで第2日目のリポートをお届けします。

 

 

 

 

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