日本音楽療法学会認定音楽療法士の面接試験を終えて

細江弥生


私が日本に帰国してもうすぐ3年が経とうとしています。現在もアメリカでの認定資格「Music Therapist Board Certified (MT-BC)」を保持していますが、そろそろ日本音楽療法学会の認定資格を取っておこうと思い、この3月に東京まで面接を受けに行ってきました。


昨年面接試験を受けた方に聞いた話と少し手順や必要書類が変わっていたので、審査方法には毎年少しづつ変化があるのかもしれません。私の体験談は参考程度にして読んでいただきたいと思います。


面接にはいくつか種類があって、

 

学会の認定認定制度に従って補の資格を取得した者向け

 

認定校を卒業し補の資格を取った者向け

 

海外の資格を有する者向け

 

に分かれています。

 

私はの海外の認定資格を持っている者の枠で受けました。

 

どの枠でも、まずは「日本音楽療法学会音楽療法士認定規則(面接試験)」という、上の写真の冊子を取り寄せなければいけません。そして、そこに書かれてある手順通りに書類などをそろえます。

 

海外の資格取得者は、日本に帰国して基本的に1年以上の臨床経験が必要です。最低40日間の臨床経験が必要なのですが、毎日臨床があっても40日経過後受けれる訳ではなく最低12ヶ月は待たなければ行けません。また一日のうちに何時間セッションを行うかは問われず、5時間セッションを8日間行ってもそれは「8日間」と計算され、一日1時間のセッションでも8日間行えば「8日」と計算されます。

 

また、日本音楽療法学会の会員である事や(前年度の会費も納める必要があります。)学術大会(支部主催も可)にも1回以上参加する必要があります。ですので、海外認定資格を取得後日本での認定資格も考えている方は、帰国後すぐに学会会員になる事をお勧めします。

 

書類提出の締め切りはだいたい1月〜2月あたりですが、毎年変わっているようです。提出書類の中には、大学の成績証明書の原本などもあるので、早めの準備をお勧めします。

 

さて、書類を送付し必要な費用を振り込んだ後、約2週間で書類の審査結果が来ました。

 

無事通過できていたので、面接の日時が書かれたお知らせが同封されていました。最近の面接は毎年聖路加病院で行われているようです。

 

 

次回ブログでは、この面接の体験をお伝えしたいと思います。

 

 

 

 

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