
皆さんこんにちは。
少し日にちが経ってしまいましたが、前回ブログに続いて、本会主催研修会レポート第2弾です。
この研修会午後の部は、「音楽療法の様々な手法・技法を学ぶ」という主題で、16に渡る音楽療法や関連の手法や技法を紹介し、それを基に1時間のディスカッションをする、という企画で実地されました。
7人の講師が、各手法・技法のバックグランド、基本理念、特徴、音楽の位置づけなどについて極簡潔に説明をしていくのですが、2時間ほどでこれを行うので、この間の情報量は結構多かったと思います。
新しい情報を得ることは研修会や勉強会などでの大きな目的ですが、今回は他にもう少し掘り下げた意図があったので、そこを少し紹介させていただきます。
以下が、今回の「学習の目的」となったものです。
1)音楽療法士として視野を広げる事によって対象者をより多角的に観察する力を養い、対象者にとってよりよい臨床方法を考えられる力をつける。
2)それぞれの技法や手法で「音楽」がどういった位置づけでどのように使われているかを理解し臨床や研究に役立てていただく。
3)様々な技法や手法を知る事で、同業種間のみならず他業種とのコミュニケーションを円滑にする。→結果的に音楽療法の発展にも役立つ。
4)音楽療法士としての「信念 =Belief」を探索もしくは再認識する。「コア=核」となる概念を持つと同時に、様々なアプローチを先入観なく理解、認知する。
これらの目的に沿って学ぶことで、この研修会の副題にあった「ネタだけに頼らない音楽療法」の実践に近づくことが出来る、という企画でした。
また、「各々の手法・技法の特徴についてもっと詳しく聞きたい」という気持を持っていただく事も目的の一つでした。これを取っ掛かりとし、「もっと知りたい・勉強したい」と感じていただいて、今後ご興味を持たれた部分を追求していただければ、と考えています。
参加者の方々からもご指摘があったように、今回は時間上ご紹介出来なかった手法や技法もいくつかありました。その他、細かい反省点を書き出すと止まらないのですが、参加者の皆様からのアンケート結果に励まされ、また次の企画でベストを尽くそう!とスタッフ一同気持を新たにしております。
参加者の方々、講師の方々との交流は私達スタッフにとって大変意義あるものとなり、本当に実りの多い一日でした。皆様にあらためてお礼申し上げます。
〜本当にありがとうございました!〜
コメントをお書きください