細江弥生
シリーズ3回目の今回は、私が芸術療法の非営利団体に勤めていた時に音楽療法部門のディレクターとして働いていた頃のある一日の紹介です。
時間 |
スケジュール |
8:00-9:00 |
スタッフまたはインターンにスーパービジョンを行う |
9:00-11:00 |
セラピスト全員で担当のケースを話し合ったり、業務について話し合う会議(週一回) |
11:00-12:00 |
新しい音楽療法士雇用のため面接 |
12:00-13:00 0 |
昼食をとりながら、 会社の管理部門と各部門のディレクターで業務について話し合うビジネスミーティング(週一回) |
13:00-15:00 |
パーキンソンサポートグループにて音楽療法についてプレゼンテーション |
15:00-16:00 |
音楽療法の新規契約についての電話対応、メール返信、契約書作成など事務作業 |
16:00-17:00 |
スーパービジョンを受ける |
17:00- 残業
|
スタッフが提出した記録等をチェックしたり、業務関連の資料作成 |
ディレクターになってからは会社経営に関する業務が一気に増え、また地域に音楽療法を普及、啓蒙する為にプレゼンテーションを行ったり、音楽療法導入を考えている施設に出向いたりと、クライエントや患者さんと接する時間が激減しましたが(週40時間中、セッションは10−14時間程度でした)、音楽療法を事業として成り立たせる為に必要なビジネス関連の事を学べたとても良い機会でした。
また、たくさんのインターン、音楽療法士や芸術療法士とスーパービジョンや面接などを通し1:1で話す事が多く、いろんな人間性や音楽療法に対する姿勢、考え方に触れる事もできたと思います。
〜次回は本シリーズ最終回です。私が、アメリカの高齢者施設で働いていた頃の一日を紹介してみたいと思います。
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