先週の本会主催の国際的視野についての研修会での参加者の方々との交流を通して感じたのですが、2017年に日本で開催される音楽療法世界大会に向けて、英語のblush up(磨きをかけること)に意欲を高めていらっしゃる方も少なくないのではないか、と思います。
そこで、音楽療法かけはしの会ブログでは、音楽療法でよく使う英語の単語やフレーズを紹介していくことになりました。
(週一回ペースを目指していますが、お休みする週もありますのでご了承下さい。)
このコーナー第1回目の英語は
“global perspective”
です。
〈発音〉
以下のリンク先の「音声を聞く」をクリックすると流れます。
global = http://ejje.weblio.jp/content/global
perspective = http://ejje.weblio.jp/content/perspective
〈意味〉
今回の研修会タイトルにも使用されていた「国際的視野」となります。
その一方、「国際的視野」を和英辞書等で調べると、複数の英語が見つかります。
例えば “international point of view” などがそうで、もちろん間違いではありません。しかし、音楽療法、特に国際関連の記事を読んだり講演を聞いていると、”global perspective”という言い方が頻出しています。
元来、globalには、「世界的な」「地球全体の」「広い範囲の」といった意味があり、perspectiveには、「考え方、視点」といった意味があります。
音楽療法の国際的視野については先週の研修会でも沢山お話ししたのですが、「ただ海外を見たり、日本を振り返るという単純なことではなく、自分自身の臨床にいかにつながり音楽療法そのものも考え方と通じ合っているか」ということに繋がるので、私個人としては、より広がりを感じる、”global perspective = 国際的視野”が一番しっくりきます。
またこの単語は一つのアプローチや技法だけでなく、様々な音楽療法を見る視点、考え方として、”global perspective(広い視野)”を持つ、という形で使われることもあります。要するに、「様々な視点にオープンになる姿勢」なのです。
(細江弥生)
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