今週の英語21:発音2 〜オペラの授業に隠された発音上達のヒント〜

細江弥生

 

英語の発音上達のコツ、第二弾です。

 

アメリカで働いていた頃の同僚から得たヒントを皆さんとシェアしたいと思います。

その同僚は学生時代にオペラの授業を特に集中して履修していたようです。そんな彼女は、日本語をほぼ知らないのにもかかわらず、とにかく私の言葉を真似するのが上手でした。そして発音も良いのです。彼女は、「オペラのクラスでイタリア語やドイツ語を聞いて、意味が分からなくてもその音を真似して練習するクラスがあるの。私そのクラス得意だったのよね」と話してくれました。

 

確かにオペラで他言語の歌を歌うこともあると思いますが、歌い手は皆その言語を熟知している訳ではありません。しかし、「耳でしっかり聞いて何度も模倣する」事によって、自然と外国語の発音模倣のスキルが向上しているのかもしれません。

 

英語の発音練習にも「音読」が効果的な事は皆さんもご存知かと思います。

私は、まず、「ああ、この人みたいにしゃべりたいな」という「憧れの人」を決めました。そしてその人が出演している番組などを何度も見て、真似をするのです。

 

私の憧れはニュースキャスターの「ケイティー・クーリック」と料理研究家の「レイチェル・レイ」でした。とても滑舌よく大きな口を開けて笑顔で話す二人の話し方が好きで、良くネットで動画検索して、彼女達の話し方を真似していました。

 

英語の発音を上達させたいと思っている皆さん、是非「この人のように話したい!」という憧れの人を見つけ、その人の動画などをネットで検索して真似をするという練習を行ってみてください。

 

余談ですが、お笑い芸人さんの「渡辺直美」さんも発音が良く、やはり物まねが得意な人は「耳が良い」のと「なりきれる」事で、発音上達が上手なのかもしれない、と思います。

 

 

 

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