No.197  音楽療法士として初心に帰る

小沼愛子

 

皆さまこんにちは。 年が明けて半月が過ぎました。新年の抱負をしっかり実行している方、すでに挫折が近い?と感じている方、色々かと思います。

 

私自身は特に新年の抱負を大きく掲げることはほとんどなく、必要な時に目標を立てては実行する(もしくは挫折する)いうタイプですが、新しい年を迎える度に「初心に帰る」ことにしています。

 

2017年の初めの2週間、いつになく「音楽療法士としての基本姿勢と資質」について他の人達と話をする機会が多く、例年に増してこの周辺のトピックを考えることが続きました。

 

先週、関連他職種の先輩と、あるプロジェクトについてミーティングしていた時のことです。話題は、集団内で難しくなりがちな力関係、そして集団の管理者としてそのような事例をどう取り扱うか、というものでした。

 

「色々なケースがあって本当に勉強になるし、おもしろいものですね」と話していたところ、その先輩が、「この面倒なプロセスをおもしろいと思えて、しかも前向きに考えられること、それが資質よねえ。」と笑っておっしゃいました。難易度の高いケースを数多く取り扱ってきた先輩のおっしゃることには説得力があり、なるほど、と思ったものです。

 

療法士やカウンセラーに必要な資質」とされる項目はもっと沢山ありますから、それが何であるか考えを巡らせていたところ、まるで計ったように、本会スタッフの細江が「音楽療法士としての資質を考える」というコラムを書いてくれていました。それは雲を掴むような分かりづらい話でも、机上の空論でもなく、具体的かつ実践的なストーリーです。明日発行されるニュースレター内でご紹介させていただきますので、是非皆様にお読みになっていただきたいと思います。音楽療法士の基本姿勢についても、また後日このブログに書いていく予定です。

 

新しい年、仕事始め、新年の抱負、でも特に代わり映えのしない仕事内容・・・とお感じの方々、ご自分の気持ちの持ちようで良い方向に変わることがあるかもしれません。

 

今年も皆様と共に楽しく学びながら音楽療法の質の向上に少しでも貢献できれば、と考える一月です。

 

 

 

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