今週の英語30: 意外に通じない "NPO"

細江 弥生

 

最近、特定非営利活動法人、通称「NPO法人」で働く音楽療法士、またはNPOを立ち上げる音楽療法士が多くなってきた印象があります。

 

私自身も認知症の方の為のNPOで活動をしています。また、以前アメリカで働いていた組織は音楽学校付属の芸術療法部門だったのですが、その学校もNPOでした。

 

NPONon-Profit Organization(非営利団体)という英語の頭文字を取っており、Non-profit=営利を目的としない、という意味を含んでいます。

 

さて、このNPOは英語からきている単語なので、そのまま頭文字を取って

“I work at a NPO”NPO法人で働いているの)と言えば通じそうですが、これが意外に通じません。「NPOって何?」と聞き返されるかもしれません。

 

英語で略す場合には”Non-profit”と言われることが多く、”I work at a non-profit for children with Autism” 「私は自閉症の子供たちの為のNPO法人で働いているの」と使えば通じます。

 

アメリカでも音楽療法のNPOや会社を立ち上げる音楽療法士は多く(個人的にはNPOよりもいわゆる会社の方が多いという印象ですが)、この職業がどのように仕事として成り立つか、お互いの国の共通点や相違点、問題点、解決策などをもっと共有できたら、と願っています。

 

 

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