「日本発達心理学会」学術大会参加リポート

辻 有里

 

317()から3日間、日本発達心理学会に参加してきました。

 

会場は、東京の新宿区にある早稲田大学戸山キャンパス。

 

正門に着くと、のっぽの並木と美しいキャンパスが迎えてくれました。

 

音楽に関連した発表も10件ほどあり、発達、コミュニケーション、子ども、環境、ピアノの初見、不登校、音楽療法、学習、音楽家、即興演奏、歌など、テーマは多岐に渡っていました。形態も、シンポジウムやラウンドテーブル、ポスター発表など様々でした。

 

音楽療法以外の音楽に関わる研究や実践について知る良い機会にもなりました。

 

私自身は、放課後児童クラブ、いわゆる学童での調査についてポスター発表をしました。音楽療法がテーマの発表ではなかったのですが、放課後児童支援員の経験者や、放課後児童クラブで働きたいと思っている学生さんたちと話したり、意見交換をすることができました。障がいのある子どもも含め、子どもたちが個性豊かに楽しく放課後児童クラブで過ごせるように、今後も研究や実践を続けていきたいとあらためて思うきっかけになりました。

 

日本発達心理学会には初めて参加で緊張していたのですが、アットホームな雰囲気に包まれた学び多き3日間で、子どもの発達や音楽について沢山のことを学ぶことができました。

 

 

この学会で出会った人々との繋がりを大切に、得られたことを日々の教育や研究、実践に役立てていきたいと思います。

 

 

 

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